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2025年7月10日最終更新日:
2025年10月16日【背景】
救急の第一線に立つ脳外科医にとってCTスキャンは日常臨床に必須の武器であるが,放線線被爆による発癌のリスクは危惧されるところである.
UCSFの疫学・生物統計学などのチームは,米国143病院をカバーするCT線量レジストリを用いて,2023年に米国で実施された6,151万人,9,300万件のCT検査の臓器別線量を推定し,将来的に発症する米国国民の癌の生涯発生数を推計した.
発癌リスクの推定には,広島・長崎の原爆被爆者約12万人を対象とした長期コホート研究を背景としたBEIR VII報告に基づいて作成された,臓器別被曝線量毎の米国人における生涯発癌リスク推定ツール(RadRAT)を用いた.
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