コイル塞栓術後の動脈瘤に対する開頭手術は有効か:39報874例のメタアナリシス

公開日:

2025年7月10日  

最終更新日:

2025年10月16日

【背景】

脳動脈瘤の大半が血管内手技で治療ができる時代となったが,血管内手技の後に開頭術が必要となるケースも多い.このような“救援手術”に関する大規模研究は少ない.米国フェニックス市BNIのLeeらは過去の39報874例のメタアナリシスを行った.対象例の内訳は,コイル塞栓術を企図したがコイルの挿入ができなかったA群45例,コイル塞栓を行ったが不完全閉塞または再発となったB群806例,血管内手技に起因する合併症に対して開頭術を要したC群32例であった.動脈瘤径は7 mm未満が45.3%,7–12 mmが31.3%,13–24 mmが14.6%,25 mm以上が8.8%であった.動脈瘤は81.4%が破裂瘤で,88.2%が前方循環系であった.