IDH変異型 グリオーマでは皮質浸潤部に造影されない部分がある:北京天壇病院から新規鑑別方法の提案(CONTINサイン)

公開日:

2025年5月16日  

最終更新日:

2025年10月16日

【背景】

術前MRIにおけるT2-FLAIRミスマッチ(T2FMM)がIDH変異型グリオーマを高い特異性で予測することが報告されている(文献1,2).しかし,IDH変異型グリオーマの中にはT2FMMを呈さないものも多く,その感度の低さが問題となっていた(文献3,4).北京天壇病院(BTH)のWangらはIDH変異型グリオーマでは皮質浸潤部の中に造影されない部分(CONTINサイン)が多いことに注目してきた.本稿は2019年からの3年間にBTHで治療した新規のびまん性グリオーマ526例(平均57歳)を対象とした,3TMRI上でのCONTINサインの意義についての解析である.304例がIDH変異型で,222例はIDH野生型であった.