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2025年7月11日最終更新日:
2025年10月16日【背景】
特発性頭蓋内圧亢進症(IIH)と肥満には強い相関が認められる(文献1-3).逆に,IIH患者の体重減少は各種IIH症状の改善や消失をもたらす(文献4,5).
GLP-1作動薬は血糖依存的にインスリン分泌を促進するため,糖尿病患者の血糖コントロールのために広く用いられている.また,食欲抑制-体重減少作用もあるので肥満症治療薬としても承認されている.
本稿は,米国を中心とする94の医療機関から提供される電子カルテデータベースTriNetXに登録されたIIH患者のうち,傾向スコアマッチングでベースライン特性を調整して抽出したGLP-1作動薬使用群5,750例と非使用群4,968例の比較である.
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