IDH1変異WHOグレード2のグリオーマに対するサフシデニブ・エルブミンの有効性:日本における第2相試験

公開日:

2026年5月5日  

最終更新日:

2026年7月30日

【背景】

WHOグレード2のグリオーマではIDH変異が高頻度に認められる(文献1).変異型IDH1/2両方を標的とする経口阻害薬ボラシデニブの第3相試験は有意のPFS延長効果を示し(文献2),同薬は既に米国FDAで承認され,日本でも薬価収載が待たれる段階である.
本稿は,変異型IDH1を有するグレード2グリオーマに対する経口阻害薬サフシデニブ・エルブミンに関する,日本において実施された第2相試験の結果である.対象は化学療法および放射線療法未施行のIDH1変異グレード2グリオーマ27例(年齢中央値41歳)で,腫瘍型は乏突起膠腫17例とびまん性星細胞腫10例,KPSは1例を除き全例90%以上であった.