脳室内進入を伴う膠芽腫の摘出術では進入側脈絡叢の電気凝固が術後水頭症を予防する:UCLAの290例

公開日:

2026年5月5日  

最終更新日:

2026年7月30日

【背景】

膠芽腫細胞は側脳室壁に隣接する脳室下帯へ浸潤する傾向を有する(文献1).このため,造影領域を超えた脳室下帯の切除がPFSを延長する可能性が報告されている(文献2,3).しかし,そのような手術で脳室が開放された場合,術後水頭症の発生率が高まることが報告されている(文献4,5).
UCLA脳外科は,2014年以降に行ったIDH野生型膠芽腫の手術において,脳室が開放された症例に対する脈絡叢動脈電気凝固術(CPC)が術後水頭症発生を抑制するかどうかを検討した.
対象はCPCを行わなかった後ろ向きコホート260例と,単一術者(責任著者)による腫瘍摘出後にCPCが行われた前向きコホート30例.