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2025年9月22日最終更新日:
2026年1月1日【背景】
脳幹病変ではオリーブ核仮性肥大(HOD)が起こることがあるが,脳幹の脳海綿状血管腫(CCM)に伴うHODの臨床的意義はよくわかっていない.メイヨークリニックの脳外科は,2015年以降8年間で経験した脳幹CCMの連続120例(女性45.0%,平均年齢44歳)を後方視的に解析して,この問題を検討した.単発CCMは70%,多発CCMは30%であった.CCMの平均サイズは12.5 mmで,局在は橋41%,延髄20%,中脳20%などであった.診断時,70.8%が症候性出血を呈し,28.3%がその後に摘出術を受けた.平均追跡期間は8.8年で,MRI上のHODは24例(20%)で出現した.そのうち87%ではCCMはGuillain–Mollaret三角(GMT)内にあった.
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