頚静脈的血栓溶解剤投与後のチロフィバン持続注入は非心原性急性期脳梗塞患者の機能予後を改善する:中国におけるASSET-IT試験の832例

公開日:

2025年11月10日  

最終更新日:

2026年1月1日

【背景】

血小板膜上の活性化GPIIb/IIIa受容体とフィブリノゲンやVWFなどのリガンド結合が血小板凝集の最終共通経路であるため,同受容体の阻害薬は強力な血小板凝集抑制剤となり得る(文献1).本稿は中国38施設で実施された,急性期脳梗塞に対するGPIIb/IIIa受容体阻害薬のチロフィバンの有効性に関する二重盲検RCTである.対象は,非心原性塞栓性の急性期脳梗塞に対する経静脈的血栓溶解剤(tPA)投与終了後の832例である.終了後1時間以内に,414例では,最初の30分は0.4 μg/kg,その後23.5時間で0.4 μg/kg/minのチロフィバンが経静脈投与され,418例では,外見上実薬と判別不能な偽薬が投与された.