公開日:
2026年2月9日最終更新日:
2026年2月20日【背景】
最近のMRIの普及によって,軽症や無症状の脳海綿状血管腫が発見される頻度が増加している(文献1,2).これらの海綿状血管腫の追跡はどのように行うべきであろうか.
Mayoクリニック脳外科は,2015年から2023年に診断された孤発性海綿状血管腫320例のうち,診断時に摘出手術を受けずに経過観察となった患者で,その後に最低1回のMRIが行われた236例を対象に,MRI所見の変化を解析した.初診時,42.8%は無症状で,39.8%は症候性出血を,10.2%はけいれんを,6.8%は局所脳神経症状を呈した.病変サイズは平均12.6 mmで,局在は天幕上皮質内38.1%,脳幹30.9%,天幕上皮質下22.9%であった.
ここから先は閲覧有料です。