中枢神経系原発悪性リンパ腫に対するガンマナイフの意義

公開日:

2026年5月6日  

最終更新日:

2026年7月30日

【背景】

中枢神経系原発悪性リンパ腫(PCNSL)に対する標準治療としては,大量メトトレキサートを含む多剤併用免疫化学療法,低線量全脳照射などが主体である.しかし,近年では導入化学療法後の再発例や残存病変に対して,さらに初回治療の段階でも,ガンマナイフを使用した例の報告が増えている(文献1,2,3).
本稿はピッツバーグ大学などの世界11施設において,PCNSLに対しガンマナイフ照射が実施された54例127病変の後方視的解析である.照射のタイミング/処方線量中央値はアップフロント群17例:15 Gy,再発・難治群24例:19 Gy,ブースト群13例:15 Gyであった.