IDH変異グリオーマが好発する脳部位とその部位における脳の代謝の特徴:NYUランゴン・メディカルセンターの204例

公開日:

2026年5月6日  

最終更新日:

2026年7月30日

【背景】

グリオーマの発生および成長は,腫瘍細胞の遺伝子変異のみならず,腫瘍細胞とその周囲微小環境との複雑な相互作用によって規定されることが推測されている(文献1-4).NYUランゴン・メディカルセンターは,IDH変異型グリオーマ204例およびIDH野生型グリオーマ200例の脳内局在を標準脳(MNI 152)を用いてセグメンテーションし,その好発領域を明らかにした.また,Allen Human Brain Atlas(包括的遺伝子発現脳マップ)(文献5)に収録された正常成人脳6例のマイクロアレイ発現データを用いて,IDH変異腫瘍の好発領域におけるトランスクリプトーム・プロファイルを明らかにした.