ガンマナイフ後に再発した下垂体腫瘍に対する再手術の効果:Mayoクリニックと東京大学の13例

公開日:

2025年5月14日  

最終更新日:

2026年2月20日

【背景】

下垂体腫瘍(PitNET)において,手術及びガンマナイフ治療後に再発し,サルベージ-経鼻経蝶形骨洞手術(sETS)を余儀なくされることが稀にあるが,アウトカムの詳細については十分にわかっていない.本稿は,東京大学とMayoクリニックで経験したsETSの13例(年齢中央値56歳,男性8名)を後方視的に解析したものである.腫瘍の種類は,非機能性5例,ACTH産生6例,TSH産生1例,PRL産生1例.sETS後の追跡期間中央値は125ヵ月(範囲:23-169ヵ月).sETSによる腫瘍切除率中央値は90%(80-100%)であった.sETS後の新規神経脱落症状はなかったが,髄液漏が1例,感染症が1例あった.