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2024年6月18日最終更新日:
2024年10月5日【背景】
非機能性下垂体腫瘍術後の長期予後は年齢毎に異なるのか.Mayoクリニック脳外科は2014年以降5年間に経鼻的に手術した非機能性下垂体腫瘍228例を年齢群で分けて検討した.
病理学的分類はゴナドトロフ腫瘍102例(47.7%),ナルセル腫瘍82例(38.3%),サイレント・コルチコトロフ腫瘍23例(10.7%),他のサイレント腫瘍7例(3.3%)であった.
年齢別内訳は,≤49歳:64例,50–59歳:58例,60–69歳:71例,≥70歳:35例であった.どの群でも半数が顕微鏡下手術,半数が内視鏡下手術を受けていた.追跡期間中央値は63.2ヵ月(0.1–107.9).
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