成長ホルモン産生下垂体腺腫の浸潤性はリン酸化STAT3発現と相関する:広州市南方医科大学の71例

公開日:

2025年7月11日  

最終更新日:

2026年2月20日

【背景】

STAT3は,様々なサイトカインや増殖因子に応答してリン酸化(p-STAT3)され活性化する転写因子であり,細胞増殖で重要な役割を果たす(文献1,2).さらに,p-STAT3は種々の癌の発生,進行,浸潤,播種にかかわっている(文献3,4).
広州市南方医科大学脳外科は自験の成長ホルモン産生下垂体腺腫71例を対象に免疫組織学的なp-STAT3やSTAT3の発現と腫瘍の浸潤性との関係を解析した.
p-STAT3は50例で陽性,21例で陰性,STAT3は69例で陽性,2例で陰性であった.CAM5.2免疫染色に基づくサイトケラチン発現パターンは緻密顆粒性49.5%,乏顆粒性29.5%,中間型10%,陰性11%であった.