外減圧後の頭蓋形成術の最適なタイミングはいつか:55研究8,602例のメタアナリシス

公開日:

2026年6月12日  

最終更新日:

2026年7月30日

【背景】

外減圧手術は頭部外傷,脳内出血,大きな脳梗塞に伴う脳腫脹・頭蓋内圧亢進に対する有効な治療法として確立している(文献1,2,3).しかし,その後の頭蓋形成術をいつ行うべきかについては十分な合意は得られていない.外減圧部の皮膚の沈下による脳機能低下を避ける意味で早期の頭蓋形成を行うべきとする主張もあるが(文献4),早期の頭蓋形成では感染や水頭症の発生リスクが高いとの理由から早期頭蓋形成は避けるべきとの主張もあり(文献5),結論は出ていない.
本稿は過去の55報告8,602例のメタアナリシスである.頭蓋形成の時期は,超早期30-45日,中間早期45-70日,早期80-100日,晩期120-180日に分けた.